憧れの古家物件ツアー
古家物件ツアーは、一般社団法人全国古家再生推進協議会が主催するリアルでの物件見学会である。月に一度、各エリアでおこなわれ、再生士が同行して投資プランナーといっしょに物件をみてまわる。エリアによって参加人数はことなるがだいたい集まるのは五、六人ほどで、その日のうちに四、五件の空き家を見てまわる。
ひたすら古家をみてまわるという点ではマニアックだとおもう。
物件をみおわったあとは、再生士さんの事務所にもどり勉強会となる。想定家賃と利回り、投資金額からリフォームの説明をおこない購入価格の算定する。もちろん、希望者がいればその場で買付をいれる。
ざっくりいうと古家物件ツアーは、リフォームしてくれる人が、物件を紹介してくれる仕組みになっている。そしてこの古家物件ツアーに参加するは、古家再生投資プランナーの資格が要る。
目標は少額投資
当時は早い段階で二戸三戸と古家を買い、古家投資のノウハウを得ようとかんがえていた。当然、全古協が掲げる「空き家問題を解決する」という理念は知っていたし、オンライン受講である程度の不動産知識は得ていたものの、実際に買わないと不動産投資がどういうものかわからない。買付の仕方や細かい条件の交渉、決済方法、買ったあとのリフォームから客付けの方法などなど、実践から学ぶことはたくさんある。
それを学習するためにも、実際にじぶんで物件を買うのがいい。それも一戸だけでなく、二戸三戸と投資するのがベストだ。ただし、自分は自己資金で購入するため予算が限られている。事実、400万で二戸くらいが資金的な限界だ。そうなるといかに金額のちいさい物件をさがすかがポイントになる。めざせ少額投資なのだ。