建物自体も品がいいのだが、洗面台がとてもおしゃれだった。水回りがきれいになっている。これだけ清潔感があると女性受けもいいだろう。オーナーのこだわりだろうか。
一階には棚が設えてあって、おみやげが並んでいる。純粋な土産品というより、近くのお店であつかっている日用品や金物、キッチン用品がが多い。このへんは観光客向けというより、地域向けといったかんじがする。
聞けば町内の寄り合いやちょっとしたイベントにも、この町屋は活用されているという。だから民泊ではなくゲストハウスという扱いなのだろう。
二階にあがると、なかなか壮観な光景が広がっていた。天井が取っ払われ、ごつごつした梁があわらになっている。梁の中央で悠然とファンがまわっている。なかなか記帳な光景だ。
欄間の反対側には、業務用サイズのエアコンが設置されていた。天井を取っ払っている分大型のエアコンが必要なのだとおもうが、北陸の冬をエアコンひとつで過ごすのは無理がある。泊まりにくるなら、春以降かな。
こちらは掘りごたつを生かしたインテリア。なかなかおしゃれだった。むかしは実家でも練炭式の掘りごたつをしていたから、それがそれがインテリアになるなんて思わなかった。まさに発想の転換。
懐かしいレコードが大量に置いてある。これもインテリアのひとつ。すこしいじってみたが音は鳴らせなかった。